植物由来のコラーゲン

コラーゲンアミノ酸の作り方


美容液に含まれている”コラーゲンアミノ酸”の製造方法に関してです。

本来コラーゲンは動物由来の成分で、最近では牛、豚に替わり魚由来のコラーゲンが化粧品では多く使われているようになっています。

”コラーゲンアミノ酸”はニコチアナベンタミアナ(ニコチアナベンサミアナ)という植物の葉の中で作られています。

ニコチアナベンタミアナは他の植物とは異なり免疫が弱く、ウィルスに感染しやすいという特性があります。

感染しやすいという特性を利用してコラーゲンアミノ酸の素になる成分を葉の中に取り込ませ、植物の成長と共にコラーゲンアミノ酸を増やして収穫することで得られています。

 

ニコチアナベンタミアナはオーストラリアの乾燥地帯が原産でした。過酷な環境で感染するウィルスもなかったため、必要のなかった免疫機能をなくしてしまったと考えられています。そんな免疫の無いニコチアナベンタミアナですが、近年では人が免疫を得るためのワクチンの製造にも使われています。ちょっとおもしろいと思いませんか?

メディカゴ社が開発していたワクチンは少し残念な結果に終わってしまったけど、いつか量産技術が確立されたらいいですね。