炎症の根源を抑えるシナロピクリン
”美白”と”シワ”、肌の悩みでいつも上位になるワードです。
美白ケアのイメージで一般的なものは日焼け止め、ビタミンCを配合した製品だったり、メラニンの生成を抑制するような成分だと思います。
シワならナイアシンアミドやレチノールを配合した製品が一般的だと思います。シワの主な原因は、自然老化と光老化だと考えられています。人にもよりますが8割が光老化だと考えられています。このことから光老化を抑えることがとても大切になってきます。
光老化のスタート地点にさかのぼると、紫外線を浴びたことで表皮近くの免疫細胞から分泌される情報伝達物質にたどり着きます。紫外線による刺激で過剰に活性化してしまった細胞が炎症性の情報伝達物質を出すことでメラニンの生成を促進し、コラーゲンの分解が促進してしまいます。そうなると肌の弾力を失ってしまいシワの形成につながってしまいます。
炎症の根本をケアすることができれば美白もシワも同時にケアできると言えます。炎症性の情報伝達物質を抑制できる成分の一つにシナロピクリンがあります。
”美白”と”シワ”は異なる悩みのように見えますが、実は繋がっていたりします。